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こんにちは、ピーナツハウスの店長、ピーナツ君です。私は、お酒や旅や歴史その土地の料理などが好きなので、お酒や食べ物に関することを書いてみたいと思います。私が調べたこと、体験したこと、お店に新しく登場したメニューやお酒など、気ままに書いてみたいです。

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2009年9月21日 (月)

お店の花壇

ピーナツハウスの正面入口・両サイドには沢山の花が咲いてます。私が、まめに花屋さんに寄って気に入った花を地植えしてます。多少、植えっぱなしのところもあるのですが、それぞれ元気に育ってます。最近は、オジギソウに花が咲きました。これは、ちょっとした驚きです 初めて、見たのですがかわいい花ですね。初夏に植えた夕顔が咲きました。朝顔、昼顔、夕顔といっぺんに植えたのですが、朝顔、昼顔は結構咲いていたのですが、夕顔がなかなか咲きませんでした。いま、大きな大輪を咲かせてます。

2008年11月16日 (日)

ライン・モーゼル滞在記3

まず、ツーリストインフォメーョンに行きましたが、日曜の午後は休みでした。ワインムゼアムはあまり見るべきものは無かったのですが、ビデオは時間をかけて見るべき価値有りです。ワイン造りの様子が収穫から製造まで説明してました。さて、ついにお目当てのエノテカです。ここでワインの試飲ができます。17ユーロ(約2800円)払い、思った以上に高い、グラスをもらって地下のセラーへ。ワインの樽の上に3、4本のワインが、その樽が約50樽。これだけ多くのワインがあるとそのうちに何が何だかわからなくなってしまう。一番奥に行くと、シュペトレーゼ、アウスレーゼなどの高級なワインがあった。Thanischのワインはさすがに人気があるのでしょう、売りようのボトルはあるのですが試飲用のボトルは樽の上にはありませんでした。一種類だけバーで試飲できました。でも、約200本、数が多すぎるのはとまどいます、でも、その中で昼間見た葡萄畑の有名どころを中心に楽しみました。飲み過ぎました。
 ベルンカステルの町の中心は絵本に出てくるようなドイツの昔の街並みでした。この日は飲み過ぎたので晩ご飯はレストランでグーラッシュを注文しました。すると、パンも付いてきたので結構おなかにたまり、今度はターゲンズッペも注文してしまいました。こちらもパンが付いてきたのでおなかいっぱいになりました。ここでも、Federweissを注文しました。白く濁っていて酸もあり炭酸も少し、甘かったです。このFederweissは、葡萄を搾って4、5日から1週間醗酵させたものです。勿論濾過する前です。
 夜は、ケパプのサンドウィッチとヴァイスビールを買ってゲストハウスに帰りました。

10/29 ホテル・ガルニ・カローラの朝食も美味しかったです。町の中心に向かう途中にワイン醸造所がありのぞいてみました。「写真撮っていいですか?」、「いいよ」と。右下の写真は醗酵した葡萄汁を濾過するフィルターです。
 その後、町の中心にあるツーリストインフォメイションに行きFrau Christaさんに会いました。ベルンカステル行きを決め観光協会にメールしたときに、いろいろと親切に情報をくれました。ホテルの予約、船のタイムテーブル、町の情報などなど何度もメールで質問し今回のトリアーからベルンカステルにかけての旅の予定を立てることができたのです。ThanischeさんのWeinguteの訪問も労をかけてもらったのですがタイミングが合いませんでした。クリスタさんには、かき揚げのおせんべいをお土産に渡しました。そのあと、山頂にあるBurg Landshut城に登りました。城はレストランで見学するような美術館ではありませんでしたが、ここから見るベルンカステルの眺めは最高です。

 レストランでSchlossen Alt
Karlsberg Ur-Pils
を注文しました。Altはブラウン色で苦みがありました。Ur-Pilsはクリヤーで典型的なピルスナータイプのビールでした。ドイツのビールの中では、スッキリかるめなのでしょうか。日本で言えばエビスタイプです。苦みもあります。私の好みとしては、やはりヴァイスビールですね。
 Tomatensuppenを注文しました。スープの上に生クリームがのっていてちょっとした驚きでした。勿論、生クリームは甘くありません。トマトの酸味をクリームが和らげてくれます。スープも濃厚でグーラッシュのようでもありました。トマトスープが美味しかったのでここでランチも取ることにし
    メインは   Wiener Schniterl mit Pommesで
    ワインは   2006WeissBurgunder von der Mosel Kabinett
            Bernkastel-kueser Kardinalsberg halbtrocken
これはピノブランのようです。リースリングのようなフレッシュさと(ちょっとした炭酸)のようなものはありませんが、少し甘口でフランスのシャルドネのような辛口ではありません。でも厚みのある味で日本人好みだと思います。酸味もあり飽きずに飲めるワインです。メインのウィナーシュニツェルばウィーンの名物料理で本来は子牛のカツレツなのですが、よく豚肉で採用されます。ドイツのどこのレストランでもこのSchniterlはメニューにあります。シンプルな豚のカツレツなのでしたがここのSchniterlはとても美味しかったです。城の中のレストランからベルンカステルの町とモーゼル川を眺めながらいろいろと思いに耽りました。
 城から町に帰る途中幸運にも葡萄の収穫に出会った。この時期、リースリングの収穫にはまだ早いはずなのだが「おれらの葡萄食べてみるかい!!」と葡萄をもいで持ってきてくれた。甘くて美味しい!「シャルドネだ!」とても楽しい、今この目で葡萄摘みを見ている。おもわず「Kann ich helfen? Ich mochte helfen!」「手伝いたいのですが」と頼んだのですがちょっと無理でした。残念、残念。でも満足、満足!!。
 辺り一面同じように葡萄の樹が植わっているようだが葡萄畑をよーく観察すると葡萄の種類や土壌などちょっと歩いただけで違うものである。ある一面だけが紅葉していたり、よーる見るとその部分の葡萄の樹は若くて細い。勿論、葡萄の実も小さくて熟していない。時たま、リースリングの間にシュペートブルグンダーも植わっていた。
 この葡萄の樹の間に転がっている石はスレート岩で、ドイツでよく見かける中世の建物の屋根や壁に使われている石です。後にゴスラーを訪ねたときに同じものだと気づきました。粒子(泥)が水中で水平に堆積したものが脱水・固結してできた岩石のうち、堆積面に沿って薄く層状に割れやすい性質があるそうです。かつてはこの辺も海だったのでしょうか。この石は、昼間太陽の熱を受け、太陽が沈んだ後も土壌の温度を保ち、ぶどうの成長に大いに影響してます。
  Weinhaus Porn Weinstubeでのワインテースティングは面白かった。ベーレンアウスレーゼを含めて6種類。
 Laar Riesling 2007
辛口 少し苦い
 Riesling Kabinett 2007 feinherb
酸味 ほのかな甘さ
 Willi Haag Brauneberger Juffer Kabinett 2007 Riesling-feinherb
これはバランスが良い、酸と甘さわずかに苦みタンニンだろうか
 Erdener Treppchen Spatlese
濃厚な甘さ ちょっと苦い
 Wehlener Sonnenuhr Riesling Spatlese
濃厚な甘さ
 Berren Auslese
蜂蜜のようなトロッとした濃厚な甘さ
 昨日のエノテカより充実していた。たぶん、よーく味わうには6種類ぐらいが良いのだろうか。昨日は多すぎた。
 そして、もう一杯 16.50ユーロ
ECO Vin Clemens Busch "Neu im VDP" punderich Spatlese trocken
エコワイン 美味しい。辛口で濃厚、しかも甘くない。しっかりした酸、フレッシュこんなワインをお店に出したいな。

 ライン・モーゼル川の旅を終え、明日ケルンに向かいます。

2008年11月 6日 (木)

ライン・モーゼル滞在記2

ライン・モーゼル滞在記 その2

9/27 Trierへ向かいます。EltvilleからKoblenzの電車の中でも楽しかった。列車はライン川に沿って走ったので船旅はできなかったが、十分ライン川の城や村など楽しめた。途中、車掌さんが「これからローレラインだ。一分だけ見れるよ」と一等車の窓から写真を撮らせてくれた。とても親切でした。
 車中で知り合った35歳ぐらいの男性は、はじめサングラスをしていて怖そうだったのですが、その後サングラスをはずしてから話し始めた。ライン川のこと、税金や(川に沿って多く建っている城は、昔は川を通る船の税金を徴収していたそうです。また、クロスターエーバーバッハのワインはこの税金を免除されていたので安くて美味しいワインを出荷することができました。)ニーベルンゲンの話(ライン川を舞台にした昔の物語、ワグナーのニーベルンゲンの指輪の物語)ワインやビールの話、我ながらよくドイツ語が通じたと思う。多少警戒心をなくすことはできないのだが、とてもいい時間でした。クロスターエーバーバッハのキャビネットワインの話やヨハネスベルクのシュペトレーゼの話を知っていると話は盛り上がる。勿論ビールの話でも!!
 トリアーのユースホステルは綺麗で新しく部屋はなんと二人部屋でした。相方が来なかったのでシングルルームとなりました。
 トリアーの町は、ポルタニゴラを入口としてとても楽しく散歩できました。コンスタンス帝の時に繁栄を迎えたドームは一見の価値があります。バジリカも大きいです。イタリアで見る古代ローマとはひと味違った感じがするのはドイツ人の町の中にあるからでしょうか。観光客も多く小じんまりしていて散歩しながらの散策にはいい大きさです。
 
 本屋さんで『Biere・ビール』『Grillen・グリル』『料理』の本を買いました。

 広場にワインのテントが建っていた。2.2ユーロぐらいで5類ほど選べた。今回の旅で感じたことだが、シュペトレーゼのトロッケンがなかなか良い!!葡萄のフレッシュさとほのかな甘味、しっかりした酸味、1500円以内で見つけたいものだ。
 夜は、モーゼル川沿いのレストランで食事。本日のスープとモーゼル川のグリル?どんなものが来るのかと・・唐揚げが来ました。それも6ぴき。でも、魚は美味しかったです。団体が来たので席を譲り別の場所で食べてましたら後でワインを一杯贈られました。ツンボール!! ここで飲んだフェーダーバイスはとても甘くて濁っていた。ちょっと甘過ぎかな。隣の人が勧めてくれたのがViez in Trier Apfelweinである。これは、リンゴのワインで辛口で酸っぱかった。

 9/28 トリアーからベルンカステルに向けての船旅が始まった。9:00~1:15着と約4時間の船旅である。朝から川面は霧で覆われている。朝はいつもそうだ。と船員は言っていた。「じきに晴れるさ」9月の末日、やはり寒い。あと1、2週間で収穫だ。川の水は濁ってい決してきれいとは言えない。それでも昨晩食べたモーゼルの魚のフライは美味しかった。辛口のモーゼルが合う。 それにしてもトリアーのユースは最高だった。18.4ユーロで建物は新しく部屋もきれい。朝食もよく、食べ過ぎてしまった。こっそり昼食のサンドイッチも作った。ハムとチーズをたっぷり入れて。 船は出発したが霧はまだはれない。9:30太陽が出てきた。霧ははれつつある。今日も陽射しは強そうだ。しかし、また霧に包まれた。陽射しもあるので場所によって霧の発生も違うようだ。船は二階建てでレストランのような内装だ。席に座るとオーダーを取りに来た。モーゼルのMild(やわらかい)を注文した。メニューに載っていたMoselhefeが気になった。Hefeは酵母・ワインの澱という意味なので「モーゼルの澱」とは何だろ?尋ねてみるとシュナップスだと言った。蒸留酒だ。きっとワインで作った蒸留酒、イタリアだったらグラッパだろう。きっと強いに違いない。勿論ものは試しに注文した。さすがに強くて辛い。でも、ほのかに甘くて心地よい余韻が残る。食後に良いだろう。川はほとんど流れていないようで淀んでいる。かもや白鳥のような首の長い鳥が時たま飛んでくる。ここMehringあたりで川幅は500mぐらいあるだろう。水の流れがあまりないので湖のようだ。Detzemで水門があった。約10mの高低差がある。この水門が川の水位を調整しているのだろう。川の氾濫を防ぎ、また湖のように川の流れが無いのもこのためだったのだ。

さあ、そろそろKlussercth村である。これから有名な葡萄畑が連なる。KlussercthのBruderschaft
TrittenheimのLaurentiuslay
     Felsenkopf
反対側の Apottek
そしてNeumagen村、ここには古代ローマ時代の石の船が発見されたところです。そしてついにPiesportピースポルト村、この名前は日本でも有名です。ここで重要な畑はGoldtropfchenです。
ピースポルトをすぎてWintrich村で2回目の水門があった。ここも落差は10mぐらいである。
 2:15予定より1時間遅れでベルンカステルに到着。Wintrichの水門で反対側から来た石炭を積んだ船が遅れたため、ここで結構待たされた。Hotel Garni Carolaは中心から1kmぐらい離れている。小高い山の中腹にありなかなか疲れた。しかし、そこからの眺めは美しく、モーゼル川を挟んで町全体と対岸の葡萄畑・有名な『ドクター』が見えた。ゲストハウスは部屋もきれいでした。 つづく

2008年11月 5日 (水)

ライン・モーゼル滞在記1

ライン・モーゼル滞在記 その1
2008年9月
9/24 出発、成田・アムステルダム間で隣に座ったウテナさんはフランスにワーキングホリディーで行くとのこと。品川の駅中の総菜屋さんで働いていた。料理の話ができて楽しかった。
 アムステル・フランクフルト間、隣の人とドイツ語で話す。とても感じの良いおばさんでした。
 フランクフルト着、予定通りSバーンでローカルバーンホフに着いた。そこから歩いてユースに夜の11:30頃到着。ユースには自転車で旅している60歳ぐらいの話し好きの鹿児島の人と話した。ユースは、28ユーロでした。

9/25 7:10ユース出発。バスでフランクフルト駅へ。ドイツパスにサインを入れてもらって、ちょうど7:38の電車に乗れた、予定通りWormsへ。 ユースの朝食は美味しかったのでチーズとハムを沢山入れてサンドイッチを作った。
 Wormsには、リープフラウエン教会(聖母教会)がある、日本で一番見かけるドイツワイン・リープフラウミルヒの発祥の地である。元々は、この教会で作っていたワインが非常に美味しく評判であったのが、後この教会のワインの権利を買ったオランダ商人が教会とは関係ないワインも含めてこの名前を使ってアメリカなど大量に輸出した。その結果、安ワインの代名詞にもなってしまった。現在は、この教会が実際に作ったワインとそうでないワインとの区別がはっきりしている。教会は修復中であったが葡萄畑から見た教会の姿はとても絵になる。
 午後は、Eltville am Rheinへ。電車が遅れ乗り継ぎが間に合わず遅れてしまった。駅にFrau Yensunさんが向かいに来てくれた。どうも、向こうの勘違いで私の到着は翌日と思っていたようで今日の宿泊は部屋が無いとのことで友達のところに泊まるとのこと。クラウスさん宅に荷物を降ろす。
 シュペトレーゼ発祥の地・シュロスヨハネスベルクに向かう。Geisenheimからバスで20分ぐらいです。醸造場の中は見学できず残念でしたがここから見た風景は絶景でした レストランで食事をする。

2007G.H von Mumm Riesling QbA 0.2ml 5ユーロ
 軟らかい酸がきいていてとても美味しい。食事に合う。
2006 Schloss Johannisberker Grunlack Riesling Spatlese 0.2ml 11   (Duftend nach Pfirsich und etwas Apfel,unterlegt it feinen Krauternoten.) 上の方が酸がきいているが下の方は濃厚でバランスが良い。シュペトレーゼだがほのかな甘さが口に軟らかく心地良い。 
 夜、クラウス・ヘルベート、マリアさんの家に泊まる。とても親切なご夫婦でした。

9/26 クラウスさん宅のフリューシュトック(朝食)パンとハム、チーズとドイツの朝食は日本と同じようにしっかり食べます。
 朝、ヘルベートさんと町を散歩した。とてもいいお父さんでアルトシュタット、昔の村の中心地を散策、いろいろと説明してくれました。
  その後、今度は車で隣村へ、ここにはビールを造っている醸造所があると言ってました。そして、クロスターエーバーバッハへ。今晩ここで『音楽と試飲の夕べ』があり、それに参加するのですが一足先に敷地内を見学しました。結果的に、じっくり見られたので良かったです。帰り道、車の中からシュタインベルクの葡萄畑の石垣の壁を見ました。ここは、エーバーバッハの修道士たちが開拓した葡萄畑でフランス・ブルゴーニューのクロドヴージョと同じように壁で囲われています。こちらの修道士たちがライン川へと移住しキリスト教の教えや葡萄栽培などを広めたのです。12世紀頃のことです。
 昼間は、クラウスさんの自宅に帰ってSonnenberg のシュペトレーゼを飲みながらよく話しました。「最後の一滴が美味いんだ」と「トロッフェン、トロッフェン」と言ってボトルを傾けました。トロッフェンとは滴という意味です。昼食をご馳走になって、その後荷物をFrau Yensenさんのゲストハウスに持って行きました。 居酒屋でFederweissesというできたてのワインを飲みました。9.5%とアルコール度数はありますが薄にごりで甘くフレッシュなワインジュースのようでした。
クロスターエーバーバッハでの「ワインの試飲と音楽の夕べ」はとても素晴らしかったです。修道院の中を案内し部屋の説明、ワインの試飲ワインの説明、そして笛とフルートの演奏、そして又次の部屋で試飲と演奏、計6ヶ所で。ワインは最初の4本は酸がしっかりしていてまあまあ、5本目がSteinberger spatlese これは、甘くて酸もあり美味かった。最後がアスマンハイゼのアウスレーゼでシュペートブルグンダー(ピノノワール)で作った赤の甘口で'89年ものでなかなかおもしろい味でした。ちょっとした感動!!
Assmannshauser Hollenbnerg Auslese 1989
Spatburgunder Weissherbst
 Frau Yensenさんのゲストハウスも綺麗でよかったです。この家のバルコニーには葡萄の房が実っていてまるで映画の世界です。朝食もとても豪華でした。

 2日間のEltvillの滞在はとても楽しいものでした。ドイツ語もだんだんと慣れてきたようで出会った人は皆親切でした。シュロスヨハネスベルクや、高台から見たランドシャフト(景色)はとても美しく一面リースリングが整然と並んでいてその向こうにFater Rhein父なるライン川が悠然と流れていました。早朝にはライン川の上には霧がかってました。この霧もワインガウの葡萄造りにとって重要な条件なのです。ライン川の恩恵は、太陽光線が川面に反射することによって太陽の恵みを倍にも生かし、日中の太陽エネルギーを存分に吸収した川が、ぐっと気温が下がる夜間、また明け方に徐々にその熱を発散し細かい霧となりすっぽりと葡萄畑を懐にいだき暖めます。また、貴腐ぶどうの発生も促してくれるのです。         つづく

2008年9月 7日 (日)

ワインの話

お店に扱っているワインをもとにワインについて書いてみます。
 シャトー・ド・ラスコーは南フランス・コートドラングドック地方のワインです。マスターが『ラスコー』という名前に惹かれ試飲したところとても美味しく、ピーナツハウスの地下ラスコー洞窟で飲むにはもってこいのワインです。生産者のジャン・ブノワ・カヴァリエ氏は35ヘクタールの畑を所有する家族経営の造り手です。この生産者のワイン造りへのこだわりは、低収量、手摘み、品種ごとの醗酵等すみずみにまで及び、力強くアロマティックなワイン造りが行われています。シラー60%、グルナッシュ35%、ムールヴェードル5% ギラギラの太陽をいっぱいに含んだ濃厚ブドウの旨みの中にスパイシーさも滑らかに溶け込み、ローズマリー、ローリエ、ミント、シナモンが次から次へと押し寄せて来る!!なんとも複雑!そしてその余韻が忘れられずに、ついついグラスを口に運んでしまいます。
サンコムは、『神の雫』に紹介され、一躍人気のワインになりました。 週刊モーニング(講談社)連載の大人気ワイン漫画『神の雫』で『すごいワインだよ これは!!』と主人公、神咲雫を驚嘆させたワイン。その2004年ヴィンテージです。 樹齢の高いブドウがもたらすじっくりと広がる味わい。ぶどう品種はシラー、グルナッシュをメインにカリニャン、ムールヴェードル、クレーレットを使用して造られています。非常に色調が濃く、力強い、凝縮感のあるワインです! 南仏コート・デュ・ローヌのスーパー・スターと賞される「サンコム」は、1490年からという歴史を有するジゴンダストップの生産者の1つです。現オーナーの醸造家ルイ・バルオール氏は第14代目の当主であり、1992年に15haのブドウ畑を父より譲り受けました。まだ30代と若く才能あふれる彼の造るワインは少量ながらとてもすばらしいもので、ロバートパーカー氏も著書の中で「南部ローヌのスーパースター」「ジゴンダスのシャトー ルパン」と称賛しています。
 この2つのワインのメインの葡萄品種はシラーです。タンニンが強く、酸化に抵抗力があり、色調の濃いワインを造りだす。ラズベリー、黒すぐり、すみれ、胡椒といった心地よいアロマをもちます。また、グルナッシュは、高アルコール、低酸度、熟成能力のあるワインを造りだします。収穫量を低く抑えられ、造られたグルナッシュ・ベースのワインは、溢れんばかりの果実味とスパイスのアロマをもちます。この2つのワインにはジンギスカンなどいかがでしょうか。
 ル・オー・メドック・ド・ジスクール、このワインはすごいです。ボルドーのマルゴー村のシャトー・ジスクールが所有する飛び地で収穫されたブドウを用いて生産するワインです。マルゴー村の南端にある広々とした畑で実る葡萄は手積みで収穫され、凝縮感のある柔らかなワインを生み出します。ちなみにワイン造りの管理にコンピューターを最初に取り入れたのが、このシャトー・ジスクールでした。ブドウの樹の手入れから熟成までトータルで管理することにより、現在のような素晴らしいクオリティのワインを生み出すに至ったのです。ボルドー2000年は当たり年です。飲み頃は2006~2015年といわれ、まだまだ寝かせておきたい気持ちもあります。マスターがネットで購入したのですが、いま2000年のヴィンテージを見つけることはなかなかできません。今ある在庫だけです。(そのうち何本かはマスター個人のために寝かせてしまうかも?)よくボルドーの2000年は当たり年と言われますが、9月の収穫期間中にほとんど雨が降らなかったそうです。1990年以降で最上の月でした。ボルドーがこれまでに生産した最も偉大なヴィンテージの一つだそうです。
 ボルドーのヴィンテージチャートをみると97年はあまりいい評価をされていません。この年は、8月25日から9月1日まボルドー全域に大雨が降りました。さらなる天候の悪化を恐れた生産者の一部は9月上旬にブドウを摘み始めてしまいました。無論まだカベルネ・ソーヴィニョンは熟してませんでした。腹をくくって収穫を待った生産者は、9月を締めくくるすばらしい天候に報われ熟したカベルネソービニョンを収穫することができました。シャトーによってワインのできにばらつきがある年となりました。
 一般的に収穫期に雨が降ると雨によって果実中の成分が水ぶくれして水っぽいワインになってしまいます。醸造段階で何らかの処置が必要となります。最近ではブドウジュースを濃縮する技術が進み、このような不作の年のワイン醸造に革命を起こしてます。例えば、「真空蒸留法」は沸点の違いを利用した最も最新の技術です。真空状態では水が20℃で蒸発することを利用して、ブドウジュースの入ったタンクを真空状態にして25℃程度の温度で水分を蒸発させます。赤ワインの醸造が通常30℃程度で行われていることを考えればこの技術がワインの質の与えるダメージはごくわずかです。ボルドーやブルゴーニューの資金のある生産者が採用してます。
  シャトー シサック・クリューブルジョワ1997年 このシャトーは今とても注目されてます。オーナーのヴィアラール家は、ボルドーで最も献身な所有者の一つです。シサックのワインは普通は若いうちは頑固で抑制がきいているが6年目頃に真の個性を見せ始め瓶の中で10年から15年は楽々と熟成してよくなっていきます。このワインは今が飲み頃のビンテージです。
 さて、ブルゴーニューに話をうつりましょう。まずは辛口ワインの代名詞とも言われるシャブリ。 アントワーヌシャトレ社はブルゴーニュでもっとも信頼の高いワインメーカーの一つとして評価されています。アントワーヌシャトレ社はあのラブレロワ社と同じ経営です。このネゴシアンで造られたシャブリは、香り高く生き生きとしてスッキリとしていながらもスティールを思わせる味わいがこの造り手の信頼性の高さを物語っています。
 マスターはブルゴーニューの手頃な赤を探したのですがなかなかブルゴーニューは高く、見つかりません。そんなときに見つけたのがこのロゼです。ラ・ロゼ・デュ・クロ ドメーヌ・デ・ランブレ  ブルゴーニュー ロゼ。まず、ブルゴーニューのロゼは珍しいと思います。このワインのすごいところはモレ・サン・ドニ村のクロ・デ・ランブレとう特級畑で造られました。この畑で造られた赤ワインは酒屋さんで1万円以上するでしょう。まあ、そんなワインには手が出ないのですが、そこで造られたロゼが手に入りました。
ブルゴーニュで一番最高に贅沢なロゼワイン!! ロゼはロゼでも、ブルゴーニュ、モレ・サン・ドニの特級畑クロ・デ・ランブレから出来た!という、こだわりのロゼ です。
 バローロ・ソリア、こちらはフルボディーで本格派バローロ。長期熟成も期待でき豊潤で長い余韻が楽しめ果実味に富み今飲んでも十分に楽しめますがしばらく寝かせてもOK!!ネッピオーロ種で、スパイシーでドライフルーツやドライフラワーなどの複雑な香り、豊かな果実味ときめ細やかなタンニン、エレガントな酸味のバランスが非常に良いワインです。(ワインの王)といわれるワイン!!
 ポーソ・ド・ローボは、ポルトガル・バイラーダのワインです。ヴィンテージ91年の 古酒です。15年ものの古酒、ボルドーの古酒を思わせるようなワイン。お勧めです。
サンテミリオン シャトー ベルガ グラン・クリュ・クラッセ  ボルドー・サンテミリオンの98年は当たり年である。  
コパリッジは、カリフォルニア ワインで、ピーナツハウスのハウスワインです。白・赤ともお勧めです。白ワインはシャルドネで、グリーンアップル、熟した洋ナシ、フレッシュなフルーツの風味が際立つミディアムボディーのワインです。レモンの香りとオークの香りがより深い風味をかもし出します。鶏肉との相性は抜群です。赤ワインはカベルネ・ソーヴィニョンで柔らかくまろやかな渋みを持つミディアムボディーのワインです。ハーブのかすかな香り、オークの香り、熟したベリーとブラックカラントのフルーティーな香りがほどよく溶けあっています。
 1ha(100m×100m)あたりどのくらいのワインを生産できるのか。この量によってワインのできの善し悪しも変わってきます。例えばかつてのブルゴーニューでは1950年代30hlと法律で決められてました。現在では技術の進歩によって(化学肥料の開発も含まれる)48hlまで認められてます。1haあたりの生産量が上がればそれだけ葡萄の凝縮感は薄れます。ちなみに、あのロマネコンティはブルゴーニューで一番の遅摘みで(つまり、ピノノワールが完熟するまで待ちます。しかしながら、ブルゴーニューの天候はその時期雨も多く、かなりの葡萄をカビなどによって破棄することになります。他の生産者はそこまで待てないので完熟する前に収穫することが多いようです。)結果的に25hlと少量しか造れません。まあそれでも他のワインの数十倍の値で売れるのですから・・・。
グランザルブル・ヴァンドペイ このオーガニックワインは南フランス/ラングドック地方で造られています。 白・赤共に、フランス政府公認のオーガニックワインです。白ワインは凝縮したアプリコットの香りに大麦等の香りがかすかに加わったアルコールと酸味のバランスが絶妙にとれたまろやかで芳醇なワイン。フルーティーでプラリネの後味が優しさと力強さを感じさせてくれます。 赤ワインは、ラズベリーやカシスなどの果実の香り、しっかりとしたタンニンの上品さを感じるワインです。オーガニックワインは科学肥料や殺虫剤を一切使わずに栽培した葡萄から丁寧に作られています。科学肥料は堆肥に置き換えられ、害虫は天敵を畑に放つことによってコントロールします。カビを防ぐため、葡萄の樹の仕立て方を変えて果実に太陽光線が直接当たるようにし、風通しを良くし湿気がこもらないようます。化学肥料に頼らない土壌では、葡萄の樹の根は養分を求め地中の奥深くまで伸びていきます。その結果、土壌に由来する個性はワインに表れ易くなります。このグランザンブルは1haあたり35~40hlの生産量です。

ビールの話1

ビールの種類を増やしました。
  シメイ・ブルー  ベルギー  トラピストタイプ(修道院造り)
  多摩ビール・スーパーエール  上面醗酵
  アデルスコット  フランス ビールにウィスキーモルトを加えた
  シュナイダーヴァイセ ドイツ 小麦で造ったビール

これらのビールは、ピーナツ君のお薦めです。味わい深いです。他のビールとの違いを作り方を中心に書いてみます。

 一般的にビールは大麦で造られます。シュナイダーヴァイスのように小麦で造られたビールは色も少しにごり味も濃厚です。それは小麦の方が大麦よりもタンパク質が多いから味わいも深くなります。また、ビール酵母もそのまま入ってます。ビール酵母はとても体に良いそうです。日本のビールはミクロフィルターで濾過しますので酵母は入ってません。その分、味もスッキリ!喉越しさわやか!日本の気候にあった重たくない味となってます。上記のビールはそれらとは別なタイプのビールです。シュナイダー・ギネス・多摩ビール・シメイは上面醗酵ビールです。日本のビールは下面醗酵でラガービールと言い、すっきいりとした味わいのビールです。上面醗酵はエールと言い濃厚な味わいとなり色も濃厚です。ラガーができたのはここ160年ぐらい前のことで当時としては黄金色の(今となっては当たり前のビールの色ですが)ビールができたのは画期的なことでした。ビールの元祖は上面発酵のエールで色も濃厚だったのです。黒ビールが黒いのは麦芽を乾かすのに昔は直火で乾かしたのでどうしても色が付いてしまったのでしょう。今は温風で乾かすのでいろいろなタイプの麦芽を混ぜ、いろいろな色のビールが造られてます。ビールのアルコール度数はだいたい5%前後です。麦汁(麦芽を煮た汁)が濃厚だとアルコールも強くなります。それでも、シメイの9%はなかなか強いです。昔は、修道士たちが断食をしその栄養源としてビールがありました。「液体のパン」として滋養強壮としても飲まれました。養生している人の処方として毎日ビールを飲む、ということもあったそうです。これらのビールは、一杯目からですと多少強く感じるかもしれませんので、ほろ酔い加減の最後の一杯に芳醇な赤ワイン楽しむように、これらのビールも味わってみてはいかがでしょうか。
 私も、仕事が終わったらまずは、生ビールで一杯、その後たまにこれらのビールを楽しんでます。 

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